こんにちは、管理栄養士ライターのあんでぃです。
楽しいドライブも車酔いのせいで楽しめない…
バスツアーや長距離移動の旅行で車酔いしないか気になってしまう…
こうしたことは、車酔いを経験したことのある方なら誰しも思ったことがあるのではないでしょうか?
その悩みは、梅干しや梅酢で解決するかもしれません!
この記事では、
- 梅干しが車酔いに効果的な理由
- 車酔いの原因
- 車酔いを防ぐ6つの方法
について解説していきます。
梅干し・梅酢を活用した車酔い対策について気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
管理栄養士として病院で3年半勤務後「正しい栄養の情報をより多くの人に届けたい」という思いでライターへ転身。得意分野である栄養・健康管理に関する記事を中心に執筆活動をしている。動物園と相撲が好き。
Twitter:@andou0827
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梅干し・梅酢は車酔い防止の効果が期待できる!
「乗り物酔いには梅干しが効果的」という話を聞いたことはないでしょうか?
含有されている成分などによる科学的な根拠はありませんが、梅干しに含まれている酸味成分(クエン酸など)によって気分がリフレッシュされるため、心理的な部分では車酔いに効果があるとされています。
コンビニやサービスエリアでも手軽に購入できる
- カリカリ梅
- 干し梅
- 梅味のグミ
などでも代用ができるので、酔い止めをすぐに入手できない際にはぜひお試しください!
また、梅干しを作る際の副産物で酸味成分が豊富な梅酢にも、同様の酔い止め効果が期待できるでしょう。
梅酢ドリンクを作り、持ち歩いておくのもおすすめです。
車酔いの原因
車酔いは、揺れや不規則な加速・減速が繰り返され、体が不安定になることで起こるもので、「動揺病」や「加速度病」とも呼ばれています。
人間の体には「空間識」と呼ばれる、自分が今どこでどのような位置に置かれているのかを判断する能力が備わっています。
空間識の判断材料として利用されるのが、視覚や三半規管です。
三半規管とは?
三半規管は、「外側半規管」「前半規管」「後半規管」の3つの半規管の総称です。すべての半規管は、頭が回転するときの方向と速さを感知する役割があり、外側半規管は水平回転(左右、横方向の回転)、前半規管と後半規管は垂直回転 (上下、縦方向の回転)を感じ取ります。
出典:三半規管の役割 – 大正大学
すなわち、車の揺れや不規則な動きによって視覚や三半規管が不安定になり空間識が崩れることで、血圧や呼吸を司っている「自律神経」が刺激を受け、吐き気や悪心、頭痛などが引き起こされるのです。
また、嗅覚からの不快感も精神的ストレスとなり、車酔いを引き起こす原因とされています。
車酔いを防ぐ6つの方法
梅干しや梅酢でも車酔いを解消できるものの、その他の対策も知っておくことで、万全の体制で車酔いを未然に防げます!
おすすめの防止策は以下6つです。
- 車酔いを緩和する食品を摂取する
- ゆるめの服を着る
- 前日にしっかりと睡眠をとる
- 換気する
- 遠くを見る
- 酔い止め薬を飲む
1つずつ見ていきましょう!
車酔いを緩和する食品を摂取する
梅干し・梅酢などの酸味のある食品はもちろん、ガムやグミなどの噛みごたえがある食品を摂取するのも効果的とされています。
なぜなら、噛むことに集中することで、車酔いの予防や緩和に繋がるからですね。
市販の飲み物であれば、
- ミネラルウォーター
- ノンカフェインのお茶
- スポーツドリンク
など、刺激の少ないものが良いでしょう。
反対に「乳製品」や「脂っこいもの」は消化に時間がかかり気分が悪くなりやすいため、酔い止め対策にはおすすめできません。
また、極度の満腹時・空腹時に車酔いは起こりやすいとされています。
乗車する1時間前には食事を終えておくなど、お腹の調整を事前にしておくことも効果的でしょう。
ゆったりとした服を着る
締め付けるような服装は、血行が悪くなり、車酔いが起こりやすくなります。
きつい洋服は避け、ゆったりとした服装を心がけるのがおすすめです。
ただし、仕事中の移動でスーツやきっちりとした服装が脱げないという方もいるでしょう。
その場合は、ベルトやネクタイを緩めて、できるだけ体を締め付けている状態を避けるようにしましょう。
前日にしっかりと睡眠をとる
疲労が蓄積されている状態や睡眠不足の時は、自律神経が乱れやすく車酔いが発生しやすくなります。
車に乗る前や前日には、しっかりと睡眠をとっておきましょう。
また、視覚からの刺激を抑えるという意味では、車内で目隠しをして寝るのも効果的です。
換気する
同乗者の持っている食べ物や車用の芳香剤・香水など、車内はさまざまな臭いがするものです。
嗅覚からの刺激も車酔いを起こす原因となるため、こまめに窓を開けて換気を心がけましょう。
窓を開ける際には、対角の窓も開けることで、さらに風通しが良くなります。
また、冬や寒い時期で窓を開けることが難しい場合には、エアコンの外気導入を使って定期的に換気をしましょう。
遠くを見る
視覚からの情報は、空間識に大きく影響を与えます。
近くの建物を見ていると景色が猛スピードで流れていき、視覚に強い刺激が与えられます。
前方かつ遠くの景色を見ることで、ある程度の車酔いは防止できるでしょう。
車の動きに影響されにくい、地平線付近を見るのが最もおすすめです。
また、運転者と離れた座席ほど視覚情報のずれが生じ、酔いやすくなります。
ワンボックスなどの大きな車やバスの場合は、後方の席はなるべく避けるようにしましょう。
酔い止め薬を飲む
酔い止めの薬を事前に飲んで置くことは、最も有効な手段の1つです。
最近では、医薬部外品としてコンビニで販売されている酔い止め薬も発売されているので、前日などに薬局で買い忘れた場合も安心です。
薬の効果を最大限にするためにも、車に乗る30分前を目安に服用しましょう。
まとめ
車酔いは、車の揺れや不規則な動きが原因となり、自律神経が不安定になることで起こる症状です。
梅干しや梅酢は酸味成分が豊富であることから、気分に安らぎを与え、車酔いを抑える効果を期待できます。
車酔いが起こった際には、梅干しや梅味のグミなどを1粒食べたり梅酢を使用したドリンクを飲んだりすることで、軽減されるかもしれません!
また、車酔いの要因には「睡眠」や「服装」など、さまざまな要素があります。
先述で解説した車酔いを防ぐ6つの方法を理解したうえで、日頃から酔い止めを防止するための準備や対策をしていきましょう!
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