こんにちは、梅ボーイズの山本将志郎(@umeboys_2019)です!
今回は、ご家庭でできるカリカリ小梅の作り方について紹介していきます。
カリカリ小梅は、おやつやおつまみにぴったり!
ご家庭にある材料や道具で、簡単にできるレシピです。
この記事では、
- カリカリ小梅に使う梅の選び方
- 小梅をカリカリにするポイント
などを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
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梅ボーイズのリーダーで、和歌山県みなべ町で5代続く梅農家の三男。梅本来の味を生かした梅干しを後世に残すため、塩と紫蘇だけで漬ける梅干し屋を令和元年に創業。
カリカリ小梅作りで準備するもの
今回のカリカリ小梅作りで用意するものはこちらです!
- 小梅(500g)
- 卵の殻(1個分)
- お茶パックの袋
- 塩(50g)
- 梅酢(45g)
- ジップロック(Lサイズ2枚)
カリカリ小梅をつくる時には、精製塩ではなく、ぜひ天然塩を使ってみてください!
たくさんのミネラルを含む天然塩を使うことで、カリカリ小梅がより美味しくなります。
カリカリ小梅作りの手順
それでは、カリカリ小梅作りの手順を見ていきましょう!
手順①:青梅をアク抜きする
まずは、青梅をボウルに入れてアク抜きしていきましょう。
青梅なのでアク抜きの作業が必須です。
今回は粒が小さい小梅なので、アク抜きの時間は1時間でOKです。
カリカリ小梅に使う梅は、「熟す前の、光の当たっていない部分(真下)が真緑になっているもの」を選ぶことがポイント!
少しでも時間が経っていると全体的に梅が黄色い色味となり、ふにゃふにゃの感触になってしまいます。
この状態だとカリカリ梅にならないので注意してください。
アク抜きをした後は水分が出てくるので、ザルにあけて30分間置きましょう。
手順②:青梅のヘタを取る
梅の水分を出したあと、青梅のヘタを取っていきます。
細かい手作業なので、サクサク楽しくやっていきましょう!
ヘタが残っていると漬けた時に苦味の原因になってしまうので、1つ1つ手で取っていきます。
とはいえ、ヘタが1〜2個残っても味に大きく影響するわけではないので、そこまで神経質にならなくてもOKです!
食べる際に取り除けば大丈夫ですので!
ヘタ取りをする際、濡れている梅があれば拭いていきましょう。
濡れているとカビの原因になるので、入念に!
手順③:卵の殻を準備する
続いて、卵の殻をお茶パックの袋に入れていきます。
卵の殻は、生卵を割って、600Wで1分レンチンして薄皮を剥いたものを用意しましょう。
卵には菌がついているので、加熱して除菌する必要があります。
漬けた時に卵の殻が出てこないよう、お茶パックの口はしっかり閉めましょう!
手順④:ジップロックに青梅を入れる
次に、ジップロックに青梅を入れていきます。
梅が重ならないよう保管するため、梅500gに対し、Lサイズのジップロックを使います。
手順⑤:ジップロックに梅酢とお塩を入れる
今回のレシピでは、梅酢で殺菌していきます。
アルコールではなく梅酢を使うことで、お子さんも安心して食べられますし、カビ予防にもなりますよ。
梅酢がまんべんなく渡るよう、ジップロックの上から手でコロコロしたり振ったりして、梅と馴染ませていきます。
手順⑥:ジップロックの封をし、転がして馴染ませる
今回は10%の割合で漬けるため、梅500gに対し、50gの塩を使いました。
梅酢と塩を入れたら、ジップロックの上からコロコロして、梅と馴染ませます。
そうすると、表面に細かい傷がついて詰め上がりが早くなります。
カリカリ小梅は、いかに固い状態で浸かるかが大事です!
手順⑦:卵の殻を入れ、空気をしっかり抜き、ジップロックを二重にする
梅酢と塩が満遍なくいき渡ったら、卵の殻をジップロックに入れて、空気をしっかり抜いて閉じましょう。
卵の殻のカルシウムが梅のペクチンと結びついて、カリカリになります。
しっかりカルシウムを流し出したいので、卵の殻が下面になるように保管します!
また、梅酢がこぼれないようジップロックは二重にすると安心です!
ここまで準備ができたら、いよいよ保存作業に移りますよ!
手順⑧:重しを載せて冷蔵庫で2週間保存したら完成!
保存する際は、均一に重さをかけるため、梅を入れたジップロックの上から大きめのお盆やまな板などを乗せましょう。
お盆の上から、さらに同量の重しを乗せるとさらによし!
塩やペットボトルなど、乗せるものはなんでもOKです。
樽でつける場合には、梅が沈むだけの重しをかけてあげると良いです。
1kg以上の梅を漬ける場合には、梅が潰れないよう重しの量は加減してください。
重しを乗せた状態で、梅の入ったジップロックを冷蔵庫に入れます。
梅酢をしっかりいき渡らせるため、毎日ひっくり返し(天地返し)、2週間保存しましょう。
作ったカリカリ小梅を実際に食べてみた!
2週間漬けた梅を取り出して、実食していきます!
今回はパープルクイーンという品種を使ったため、真っ赤な見た目になりました。
今回はお茶と一緒にいただきます。
食べてみると、とてもカリカリで酸っぱく、何個でも食べられる美味しさ…。
お茶との相性も抜群で、爽やかな風味に仕上がりました!
一粒大でパクパク食べられるので、お茶請けやおつまみにピッタリ。
お弁当用の梅としても活躍してくれますし、お子様のおやつにもオススメです!
まとめ
今回は、カリカリ小梅の作り方について紹介しました。
- 真緑の固い小梅を選ぶ
- 卵の殻のカルシウムを行き渡らせる
- 梅がしっかり梅酢に浸かるようにする
といったポイントをおさえることで、美味しいカリカリ小梅をつくることができます。
カリカリ小梅はこのままジップロックで保管してもいいのですが、瓶に移すとより本格的です!
梅酢のもれも気にすることなく保存ができますよ。
ぜひ梅仕事の一環で、ご家庭でのカリカリ小梅づくりを試してみてくださいね!
そして、僕が代表をしている梅ボーイズでは塩と紫蘇だけで漬ける甘くない梅干しや、美味しい梅酢などを開発・販売しております。
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